日本メール碁会の活動メモアール
2016碁会通信(14)2016.4.9 から抜粋
【会内棋戦プログラム】
従来から現在まで行われている棋戦プログラムは以下の通りです。
* 「例会」: 年3回の「例会」を関東、関西別々に行っています。
* 「順位戦」: 年を2期に分けて行っています。前期は1月~6月、後期は7月~12月です。
* 「ハンデ戦」: いつでも自由に参加できメール碁を楽しめます。
【親善試合・団体戦】
「会」として外部の団体との親善試合、イベントに参加してきました。
* ジャンボ大会: 毎年2月末に日本棋院で開催される大会に15名定員で参加します。
* 社会人囲碁団体戦: 過去には何回か参加しています。
* 女流強豪団体との親善対局: 「白ゆり会」、「紅友会」と多数回
* 「杉の会」(早稲田大学OB杉並区の会): 2008年7月

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【「メール碁会通信」の発行 】
「メール碁会通信」のスタートは2000年11月。それ以降、努めてほぼ毎週土曜日に配信してきました。掲載する原稿集めのため、大勢の皆さまから投稿をいただき、感謝以外の言葉はありません。
その題材の多彩さも「通信」に色彩を放っていることです。富士さんには、600回を超える「囲碁・講座」を連載していただいていますし、「いきいき人生」テーマの下、その体験談を綴ったエッセイ、旅日記、幅広い趣味、健康 / 闘病情報、ノスタルジックな故郷紹介、またハイレベルな専門分野のこと、進歩する科学技術のこと等々をご披露いただいています。それらの活動により、2003年には「ワンダフルサードエイジ」から表彰されたことも古い会員の方々の記憶に残っていることでしょう。
この「通信」が普段は顔を合わすことのない会員同士の絆を広め、「会」の成長を豊かにするツールになっていることは疑いのないところです。今後とも「皆さんで作り上げてゆく」ために協力をよろしくお願いいたします。
【ヨーロッパ親善旅行】
2002年春に始めた「ヨーロッパ囲碁親善旅行」も、現在までに合計7回の実施をみました。
旅行の目的は、相手国の囲碁連盟との親善対局、及びその国の手作り観光でありました。
* 2002年 5月・・・ 北欧(フィンランド、スウェーデン、ノルウエー+エストニア)
* 2003年10月・・・ オーストリア、ハンガリー
* 2005年 5月・・・ フランス
* 2007年 5月・・・ ドイツ
* 2009年 5月・・・ ポルトガル、スペイン
* 2011年 5月・・・ アイルランド、イギリス
* 2015年 7月・・・ チェコ (ヨーロッパコングレスに参加)

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【見学会】
会員には多彩な分野で活躍されてきた方々が多いので、それらの方々の威光を拝借し、各地に見学会を行いました。
* 2003年 7月・・・ JAXA(宇宙開発事業団)つくばセンター(十亀さんにお世話頂く)
* 2004年 1月・・・ 日本原子力発電・東海村 (伊藤貞雄さん)
* 2004年 4月・・・ 大町市で囲碁十段戦 (川村さん)
* 2004年 5月・・・ 海洋研究開発機構(JAMSTEC) (山上さん)
* 2004年11月・・・ (株)日清製粉鶴見工場 (上村さん)
* 2005年 3月・・・ 豪華客船「にっぽん丸」 (庄野さん)
* 2005年10月・・・ (株)リンテック研究所 (藤城さん)
* 2006年 7月・・・ フジTV (川村さん)
* 2010年 6月・・・ 国会議事堂(参議院) (山田さん)
* 2011年11月・・・ JAXA (十亀さん)
* 2012年 2月・・・ 東京駅丸の内駅舎(復元工事現場) (早瀬さん)
* 2015年 2月・・・ 迎賓館 (吉田さん)

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【談話会】
上記しましたように、当会には様々な世界で活躍された方々が多数おられます。その方々に講師になっていただき、話をお聞きする談話会(講演後は囲碁会に移行)を行ってきました。
* 2002年 8月・・・ 「マダガスカルの話」 (講師:井村さん)
* 2003年 3月・・・ 「ヨーロッパ探訪」 (清永)
* 2003年11月・・・ 「私のアメリカ・メキシコ」 (千葉さん)
* 2008年 3月・・・ 「美しい星50に向かって」 (斎藤さん)
* 2008年11月・・・ 「スポーツの話」 (渡部近志さんー外部講師)
* 2013年 7月・・・ 「ネパールでの体験について」 (大辻さん)

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【合宿/国内旅行】
目的により、形態を変えて「合宿」を実施してきました。
* 小淵沢「時計館」で囲碁合宿 ・・・ 2002年11月
* 拡大関西例会を飛騨高山で開催 ・・・ 2005年 9月
* テニス軽井沢合宿・・・ 2005年9月の第1回から現在まで継続。毎年春か秋に施行。
* 「にっぽん丸」で防府、平戸クルーズ ・・・ 2005年12月
* 北海道旅行 ・・・ 2012年 9月
* 「箱根花月園ホテル」で囲碁合宿 ・・・ 2015、16、17年11月
【広報関係】
当会の活動を外部に広め、また各メディアにも取り上げられてきました。
* 2002年10月・・ 「会」のホームページを開設しました。
* 2003年4月・・・ 「ワンダフルサードエイジ」より社会貢献優秀団体として選ばれる。
* 2003年6月・・・ 「週間碁」新聞に紹介されました。
* 2005年5月・・・ 夕刊「フジ」に取り上げられました。
* 2006年1月・・・ 経済誌「経済界」に取り上げられました。
* 2008年6月・・・ 読売新聞夕刊に取り上げられました。
* 2015年3月・・・ 囲碁雑誌「囲碁未来」の「囲碁雑学」で取り上げられました。
【会員のスキルアップ】
(棋力アップについて)
* 2016年2月・・・ 加藤啓子六段による解説と指導碁

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(パソコンについて)
特に、会員のパソコン技能のスキルアップを図る活動を進めてきています。
* 現技術担当の秋葉幹事が入会されるまでは、パソコン・トラブルの場合、家庭訪問し実地に 支援をしてきました。従って、その中心の筆者は、かなりの会員のお宅にお邪魔しました。
* 2014年6月・・・ パソコン講習会実施。講師は秋葉幹事をチーフとする技術担当幹事。
現在は(ソフト)「Team Viewer」のインストールにより、トラブルの場合は「リモート・サービス」を技術担当幹事が実施し、全国どこでもサービスを受けられています。
【その他、「絆」をもとにした動き】
冒頭に掲げた「当会」のモットーがいろいろな形で実践されています。 それが可能であるのも、「会」には多彩な経歴をお持ちの方々が多いということによりましょう。老後をより豊かに楽しく送るために、「打碁」のみに限定することなく、これら「会」の活動を活用して頂ければ幸いです。
* 地区により、同好の士により、いろいろな小粒のグループ・・囲碁会や趣味の会が誕生しています。「今月は○○会がある」という会話がよく聴かれます。趣味で言えば、
- 絵画の当事者: 水彩は武田、米加田さん、油彩は筆者(清永)
- 俳句の当事者: 高橋泰子さん
* 会員は全国に渡っていますので、地方に行く時などには連絡し合って碁盤を囲んだり、盃を傾けたりの親交を温めている方々の話をよく耳にします。素晴らしいことですね。
* 一部に限られていますが、海を越えてヨーロッパにも人の繋がりは広がっています。
- 当会特別会員の三上イベロ社長(スペイン在住)にお世話をいただき、スペイン旅行や「囲碁イベロ杯」観戦の機会をいただいています。
- 当会設立時からフィンランドの関係者との付き合いが長く、「順位戦」参加や、お互いの国への行き来に便宜をはかりあっています。
* 「会内」で結構な数のペアが誕生し、日本ペア碁協会が主催する「ペア碁地区予選」や「荒木杯ハンデ戦」などの「ペア碁大会」に、当会から相当数のペアが毎回参加しています。
* 東日本大震災に際しまして、「会」として2011年3月に義捐金を集め、関係機関に献金しました。

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