2024メール碁会通信(37)
2024. 9. 14
2024年第3回例会のご案内 例会幹事 中島 健
会員の皆様 連日の猛暑が、台風来襲により若干和らいだようです。漸く日中に出歩けるようになりますね。
さて、本年第3回メール碁会例会が近づいてまいりましたので下記のようにご案内いたします。例会へのご参加・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。なお、今回も例会の後、近くの会場(銀座ライオンインズ店の予定)での懇親会を設定致しますので、ご希望される方は合わせてお知らせください。(費用は5,000円程度)
大会の詳細は次の通りです。
1.期日と時間
10月20日(日) 12時集合
12時15分から開会式・事務説明
対局時間割り 検討中 各自持ち時間 40分(予定)
16時40分から 表彰式・記念撮影
誠に恐縮ですが、各自早めの昼食を済ませてご参加ください。なお、室内での食事ができるようになりましたので、弁当等の持ち込みは可能です。マスク着用は個人の判断となります。
2.場所 日本棋院有楽町囲碁センター B室(予定)
〒100-0006 東京都千代田区有楽町二丁目10-1
JR有楽町 中央口 正面左手 東京交通会館9F
TEL 03-6269-9133
3.対局方法 参加人数により適宜グループ分けし、各自3局対局(持ち時間 40分)、優勝、敢闘賞、残念賞を決定します。
4.参加費 2000円
5.申し込み 10月16日(水)必着
中島 健 にメールで申し込んでください。
「囲碁合宿」開催のご案内 担当幹事 定方 良文
清々しい秋風のころ箱根仙石原の温泉地で、ここ数年来延期してきた
「囲碁合宿」を計画しました。
コロナの猛威は過ぎたとはいえまだ多少の波が残っています。開催に
当たり、マスクや手指消毒用のアルコール液等を御用意させて頂きます。
ご利用ください。
今回は、「囲碁・温泉三昧・伊豆の魚で舌鼓、そして散策を!」と考え
ています。開催まで2ヶ月程ありますが、皆様日取りの確保をお願いし
ます。
実施要領
- 日時 令和6年11月18日(月)~19日(火)
2. 場所 箱根仙石原「ホテル花月園」
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1244-2
TEL 0460-84-8621 http://www.kagetsuen.net
3. 集合 11月18日 小田原駅東口バスロータリー4番に11:20集合
※昼食は、済ませて来てください。
4. バ ス :小田原11:35発~箱根湯本発11:53~南温泉荘バス停着12:30
- 初 日 :11月18日 大会3対局その後入浴、夕食
- 2日目 :11月19日 参加者の要望を伺いスケジュールを決めます。
① 大会の対局を継続するのであれば19日の対局は1~2局です。
② その他ゆっくり入浴・自由対局・散策。(大会は初日で終了)
散策の場合は、芦ノ湖散策(ホテルから徒歩15分程)
小田原城散策(小田原駅より車10分程)です。
- 会 費 :21,000円(女性19,500円)※小田原城散策費は含みません。
- 部 屋 :4名/室となりますが、1 or 2名/室を希望される方は申請ください。別途交渉します。
- 申込み:参加希望者は、定方良文(以下アドレス)までお申し込み下さい。
締め切り日は、10月20日です。 以 上
「応氏杯世界選手権」 一力遼・悲願の優勝 清永 忠
世界のトップ棋士が参加する囲碁の国際大会の一つ「応氏杯世界選手権」の決勝が中国 上海で行われ、日本代表として出場した一力遼九段(27)が中国の棋士に勝って優勝した。日本の代表選手が主要な国際大会を制するのは19年ぶりである。
「応氏杯世界選手権」は4年に1度開催される囲碁の国際大会で、国内では棋聖・天元・本因坊の三冠を有する一力が日本代表として出場し、決勝で中国の謝科九段と対戦した。決勝は五番勝負で、第3局が8日、中国 上海のホテルで行われた。ここまで2勝負けなしの一力は、苦しい局面が続いていた終盤、謝九段の隙を見逃さず、一気に逆転して相手を突き放し、237手までで勝って、3勝負けなしで優勝した。
日本棋院によると日本の代表選手が主要な国際大会で優勝するのは2005年の「LG杯」を制した張栩九段以来、19年ぶりで「応氏杯世界選手権」で優勝するのは初めて。一力は対局開始のおよそ5分前に会場の部屋に入り、目を閉じたり、盤を見つめ たりして静かに待っていた。対局終了後に行われた表彰式で優勝カップと賞金が手渡されると笑顔で写真撮影に応じていた。
一力は「苦しい形勢だったので、途中はかなり厳しいかなと思いましたが、最後まで諦めないよう心がけていました。今はほっとしていますし、優勝できると思っていなかったので本当にうれしいです。日本から応援してくれた方々に感謝の気持ちを伝えたいです」と話した。師匠 宋光復九段「泣き虫少年の夢がかなった」
ホテルの別の部屋では、師匠の宋光復九段がテレビモニターで対局の様子を見守っていて、一力の勝利が決まると、手で顔を覆い感極まる様子で喜びをかみしめていた。宋九段は「感無量です。小学2年生のときから門下生になり、いろんな苦労をしてきましたが積み重ねが報われました。これを機に次のステージに向かっていくと思いますが、その姿を見守っていきたいです」と話す。
また、宋九段は「一力三冠おめでとうございます。泣き虫だった少年の夢が叶いました。学業、経営との両立の中で多くの試練を乗り越えての世界一、まさに立派です。また二刀流では世界タイトルは取れないと言う多くの評価を覆す快挙でもあります。
入門以来19年常に走り続ける毎日の中で、これを機に師匠としては少し休みを取ってほしいと思う所ですが、三冠の事ですからこれからも同じ様に今まで以上に全速力で走り続ける事でしょう。どうか体調には気をつけながら更なる活躍を期待しています」
とコメントしています。
日本棋院 武宮陽光理事長は「決勝五番勝負で二連勝したあとのプレッシャーは、これまでにない程大きいものであったと思います。
重圧の中、また名人戦挑戦手合を戦う過密日程の中で偉業を達成されたことに、心から称賛の意を表します。
日本棋院創立100周年の記念すべき節目の年に、ファンの悲願であった国際棋戦優勝を成し遂げられたことは大変感慨深く、これまで囲碁界を支えてくださった多くの皆様によい報告ができましたことを大変うれしく思います」とコメントしています。
棋譜は添付ファイルにしてあります。