2022メール碁会通信(23)

  2022. 6. 11

第9回 グロービス杯世界囲碁U-20 

世界の20歳未満の選手16名で争う第9回グロービス杯世界囲碁U-20本戦が6月4日と5日に以下の要領で行われた。

◆ 主催  日本棋院  協賛 株式会社グロービス

◆ 対局形式 各国地域からの入国制限が続いている状況のため、ネットでの対局(非公式戦)で開催

◆ 対局場所 日本、中国、韓国、中華台北の代表選手は各国・地域棋院 欧州、北米、アジア・オセアニアの代表は自宅(カメラで確認できる環境)

◆ 出場選手

(日本)辻篤仁三段福岡航太朗三段渡辺寛大二段西村仁初段徐文燕初段森智咲初段 

中国)  屠暁宇七段、王星昊七段、周泓余六段

(韓国)  文敏鍾五段、李沇四段、韓友賑四段

(中華台北)  賴均輔七段

(欧州)  アーヴド・ピットナー アマ5段(ドイツ)

(北米)  ケビン・ヤン アマ7段(アメリカ)

(アジア・オセアニア)  ポンサカラン・ソーナラ アマ5段(タイ)

◆ 対局結果 

日本代表棋士6名のうち、前日のグループリーグを勝ち上がった辻篤仁三段福岡航太朗三段の2名が本戦に出場し、辻は本戦準々決勝で敗れるも、福岡(写真)が決勝戦まで勝ち上がった。
決勝は前回優勝の中国の王星昊七段との対戦となり、234手までで白番の王が勝ち大会2連覇を達成した。

また、3位決定戦は、屠七段が勝ちとった。福岡は第1回の一力遼七段(当時)以来の日本選手の優勝はならなかったが、2016年第3回グロービス杯の許家元三段(当時)以来、6年ぶりの準優勝となった。

 

日本メール碁会日本メール碁会日本メール碁会日本メール碁会日本メール碁会