2022メール碁会通信(16)
2022. 4. 23
女流名人位・藤沢防衛 清永 忠
第33期女流名人戦三番勝負の第2局が16日、日本棋院東京本院で行われ、初の女流タイトル戦に臨んだ中学生棋士、仲邑菫二段(13)は藤沢里菜女 流名人(23)に敗れ、最年少タイトル獲得はお預けとなった。
最年少タイトル獲得に失敗した仲邑二段の挑戦は、始まったばかりだ。5歳のとき、未就学児を対象としたキッズカップに出場するも敗退。悔しさから「絶対優勝する」と誓って翌年、同大会で全国優勝を果たしている。棋譜は添付ファイルにしてあります。
終局後のコメントで藤沢女流名人は、「ずっと難しいと思ってたんですけど、右上を白に手を付けられて黒の気持ち悪い恰好になったので、その辺りはあまり自信がなかった。黒95のケイマにまわって、ヨセ勝負の展開になるかなと思った。」
(仲邑菫二段とは)
「まだ十三歳でタイトル戦に出場されるのは、ありえないことかなと思っていて、対局中は十歳年下の意識はなかったんですけど、これからもの凄い成長されるのではないかと思います。菫さんはこれからも成長されてくのは間違いないと思うので、私が成長していくのは大変だと思うんですけど、精一杯、置いてかれないように頑張っていきたい。」
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