2021メール碁会通信 (15)
2021. 4.17
棋界ニュース 清永 忠
(弱視の中学1年生がプロ候補生に)
弱視の中学1年生、岩崎晴都さん(12)は3日、日本棋院東京本院で、囲碁のプロ候補生が腕を磨く「院生研修」に初めて臨み、プロへの第一歩を踏み出した。視覚障害者が日本棋院の院生になるのは初。研修の1日目を終えた岩崎さんは「目が悪くても何か障害があっても、どういう人でも打てるのが囲碁の魅力。プロになって井山(裕太三冠)さんと打ってみたい」と目標を語った。
研修では4局打ち2勝2敗の成績を収めた。岩崎さんはさいたま市在住。右目はほとんど見えず、左目の視力は0.01。対局には、碁盤に置いた石が動きにくい視覚障害者用の碁盤と碁石を用いる。
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