2021メール碁会通信(32)

 2021.  8. 14

新竜星戦の概要        清永 忠

 先週号(31号)でお知らせした新竜星戦の詳細についてお知らせします。日本棋院と(株)囲碁将棋チャンネルは、現在、CS「囲碁・将棋チャンネル」で放送中の竜星戦に加えて、囲碁将棋チャンネルが提供する映像配信サービスである「囲碁プレミアム」にて映像配信する棋戦として「新竜星戦」を行うことを発表した。「囲碁プレミアム」での映像配信は7月3日(土)から開始されている。

今後は毎土曜日 10:00に配信予定。

  •  「新竜星戦」概要: 本棋戦は非公式戦となる。(従って、この棋戦の棋譜の入手は放送番組以外では無理と思いますので、興味のある方は放送を観ることをお勧めします。)
  •  32名によるトーナメント戦決勝戦は三番勝負
  •  フィッシャー方式(持時間1分1手打つごとに5秒加算)による対局
  •  出場棋士と組み合わせ表は下図の通り

(選抜基準)

  ・(1) 第29期竜星戦決勝トーナメント進出者(16名)

 ・(2) 過去の竜星戦優勝者(8名)
 ・(3) 2020年女流タイトル戦優勝者及び準優勝者、過去の女流棋聖戦優勝者(6名)
 ・(4) 囲碁将棋チャンネル特別推薦者(2名)


棋界ニュース              清永 忠

(清成九段1000勝達成)


関西棋院の清成哲也九段(59)は4日、大阪市中央区で行われた第47期碁聖戦予選Aの対局で、星川愛生三段(41)に215手までで黒番中押し勝ちし、通算1000勝(514敗)を達成した。関西棋院では6人目(日本棋院を含めると29人目。清成九段は宮崎県出身で、師匠は倉橋正蔵八段。昭和51年に入段し、61年に九段となった。終局後、清成九段は「11月の還暦に間に合ってよかった。 若い頃の気持ちに戻ってもう少し伸び伸び打ちたい」と話した。

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