2021メール碁会通信(11)
2021. 3. 20
棋界ニュース 清永 忠
(仲邑菫初段・二段へ)
仲邑菫初段が二段昇段の最年少記録を更新した。15日、東京の日本棋院で行われた対局で最年少囲碁棋士の仲邑菫初段が勝利して、16日付での二段昇段を決めた。七大タイトル戦など特定の棋戦で30勝すると二段昇段となるが、仲邑初段は現在12歳0か月で、1968年に趙治勲名誉名人が12歳3か月で二段に昇段した最年少記録を52年5か月ぶりに更新した。来月から中学生となる仲邑初段は対局後、「小学生の間に二段になれてよかったです」「(中学生でも)強くなれるようにがんばりたいです」と語った。
(AIベンチャー代表 死去)
囲碁AIの開発など手掛けてきたAIベンチャー・トリプルアイズ代表取締役の福原智氏が、3月5日夜に死去した。45歳だった。福原さんは、08年にトリプルアイズを創業し、14年から囲碁AIの開発を進めていた。自社開発囲碁AIの「Raynz」は、世界大会4位、国内大会1位・2位独占の実績がある。
日本メール碁会日本メール碁会日本メール碁会日本メール碁会日本メール碁会