2024メール碁会通信(47)
2024. 11. 23
箱根囲碁合宿報告 担当幹事 定方 良文
コロナ禍で中断していたメール碁会の囲碁合宿を、箱根のホテル花月園(11月18日・19日)で開催しました。この場をお借りしその御報告をさせて頂きます。参加者は、以下の10名です。
吉田七段、上坂六段、清水四段、野田四段、渡辺四段、定方四段、南川初段、森下初段、荒滝2級、小林3級。
花月園は今までも使用している会場です。幸いなことに、今回は両日とも好天に恵まれました。
特に2日目は、朝から紅葉映えの好天気でした。
この最終日は、チェックアウト迄自由行動で、散策組(6名)と自由対局組(4名)に分かれ、散策組は落ち葉を敷き詰めた森林浴の遊歩道を片道15分程歩く芦ノ湖までの往復コースでした。
主題の囲碁大会は、18日13時30分~17時30分 4時間の開催です。
今回は、参加者10名のため1局目を棋力の近い者同士の組合せによる勝抜き戦3局としました。
従って全勝者(全勝賞)2名(渡辺四段・荒滝2級)と全敗者(敢闘賞)2名、そして参加賞(その他の方)6名を表彰対象者とし、その授与式を温泉入浴後のお楽しみ懇親会で盛大に執り行いました。
藤澤女流本因坊V5「名誉女流本因坊」獲得防衛 清永 忠
藤澤里菜 女流本因坊に牛栄子四段(25)が挑戦する、第43期女流本因坊戦挑戦手合5番勝負の第5局が15日、東京・市ケ谷「日本棋院東京本院」で打たれた。対局は午後5時55分、222手までで白(後手)番の藤沢が中押し勝ち。対戦成績3勝2敗で防衛し、5連覇を達成した。
これにより、藤沢は「名誉女流本因坊」の称号を名乗る資格を得た。この資格は謝依旻七段(34)に続き2人目。藤沢は名誉女流立葵杯、名誉女流名人に続き3つ目の名誉称号を獲得した。また、女流本因坊8期獲得は、謝と並んで最多タイ記録となった。
藤沢は防衛に「打ったことのない局面になって1手1手判断が難しかった。あまり自信はありませんでした。細かい勝負になりそうで、もしかしたら、負けもあったかもしれません」と対局を振り返った。
今シリーズ、連勝の後に連敗。悪い流れで最終第5局を迎えた。「3局目の終盤に反省しなければいけない手を打った。そこを気を付けて4局目に臨んだんですけど、同じような見落としをしてしまい、全体的に見落としが多かったのが反省点。
連敗してから気持ちを切り替えて第5局に向けて準備できたので、それはよかった」と言う。 女流本因坊は2014年の第33期で初めて獲得した。その後、16、18年と獲得しては防衛に失敗していた。20年に奪取すると、21年から連続防衛が続いている。「最初は取ったり取られたり。連覇できてうれしく思っています」と締めくくった。
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